2023年05月22日
【個人カウンセリング】
メンタルヘルスに関するご相談はもちろん、就職や転職などのキャリア相談もお受けしています。業務はもちろん対人関係など、働いているといろんなことで悩まれると思います。心が軽くなるよう、ぜひご相談ください。
■対面カウンセリング:〒570-0084 大阪府守口市緑町8-5 緑橋集会所
■オンラインカウンセリング:Googlemeetを使用しています。
■時間:対面カウンセリング、オンラインカウンセリングともに60分
■料金:5,000円(学生4,000円)
■実施日:金・土・日(他の曜日を希望の場合はご相談ください)
6月11日(日)、6月30日(金)はご予約いただくことができません。ご了承ください。
【みどりでリラックス】
グループプログラムは現在お休みしています。
【企業様向け:障がい者雇用のコンサルティング業務、研修など】
内容:障がい者雇用に関するコンサルティング業務、社員研修、メンタルヘルス相談など
日時・場所:ご希望をお伺い致します。
料金:1時間20,000円~
(目安の金額です。人数や内容により異なりますのでご相談ください)
2022年09月29日
OTジャーナル10月号、特集 『Withコロナ時代の作業療法』の中で、
コロナ禍での障害者雇用の現状と今後を書かせてもらいました。
障がい者雇用がこれからどうなるのか。雇用率は?キャリア形成は?企業の責任は?と気になることが多いですが、従業員に興味・関心を持ち、その人を活かし一緒に働く方法を考えていく必要があると思います。
それは、障がい者雇用に限った話ではないと思っています。
障がい者雇用というと自分には関係ないと思う方も多いと思いますが、誰もが働きやすい職場作りを進めることで、自分自身も働きやすくなるのではないでしょうか。
※Instagramにも同様の投稿をしています。ホームページでは更新されていませんが、ほぼ毎日更新しています。よろしければご覧ください。
2021年12月18日
徐々に情報が出てくると思いますが、週末で不安な方も多いかと思います。
大阪府のホームページで、こころのケアについて触れられているのでご紹介します。
相談先が多数掲載されています。
おひとりで抱え込まないでくださいね。
北新地のクリニックは患者様が600名との報道もありますが、発達障がいの初診は数か月待つこともある大阪です。年末年始のこの時期にお薬が切れて困ったり、通院を控えるようなことにならないよう願っております。
迷われた場合は、大阪市内は区の保健師さんへの相談がよいかと思います。地域の病院のことをよくご存じで、私も通院先のアドバイス等をしていただいたことがあります。
2021年10月2日
みどりカウンセリングルームでは、個人の方に対してメンタルヘルスに関するカウンセリング、キャリアカウンセリングを行っていますが、企業様向けのメニューもあり、その一つにメンタルヘルス研修があります。
8月末、トナリノ広報部様にご依頼いただいた、『フリーライター / 編集者、ひとり広報担当者の「メンタルヘルスケア」を知る』のイベントレポートが、トナリノ広報部様に掲載されました(コミュニティメンバーのみの公開となります)。
トナリノ広報部:PR/広報領域に特化したライター・編集者のコミュニティ
https://tonarino.work/
トナリノ広報部様には企業にお勤めの方もいらっしゃいますが、フリーランスや職場内でひとりで業務を行う方が多く、そういった方が元気に働くためにはどうしたら良いのか、運営チームの方と打合せしながらイベント準備をさせていただきました。
当日は、フリーランスを守る制度や相談場所は十分とは言えず、自分を守りながら働かないといけない現状を確認したうえで、個人でできるメンタルヘルスの取組についてご説明しました。
”これをやったら100%大丈夫!”ということはないので、”解決のヒントがあった。折り合いがつけられそう”という気持ちになっていただけたらなぁと、あれこれ考えながらお話しし、運営チームの方から「チャットがあんなに盛り上がったのははじめてです」とのお声をいただきました。
「こういう困りごとがあるので、解決するような研修をして欲しい」
「メンタルヘルスについて一通り話してほしい」
「社員がセルフケアに取り組めるよう研修して欲しい」
など、ご希望を伺い内容を個別に組み立てますので、もしご興味のある企業様や団体様がおられましたら、お気軽にお問い合わせください。
2021年05月9日
今週は「職業情報提供サイト(日本版O-NET)」のご紹介です。
サイト:https://shigoto.mhlw.go.jp/User
以下、サイトから引用です。
「職業情報提供サイト(日本版O-NET )は、「ジョブ」(職業、仕事)、「タスク」(仕事の内容を細かく分解したもの、作業)、「スキル」(仕事をするのに必要な技術・技能)等の観点から職業情報を「見える化」し、求職者等の就職活動や企業の採用活動等を支援するWebサイトです。
まだ就業経験のない方や再就職先を探している方が、どんな職業があるのかいろいろな切り口から探したり、その職業ではどんな仕事内容・作業が一般的に行われ、どんなスキルや知識を持った方が働いているのか調べたりすることができます。
また、学生のキャリア形成を支援する方、求職者への職業相談・職業紹介を行う方、企業内の人材活用に取り組む方に活用していただける様々な機能も搭載されています」
個人でも使えるし、企業の方も使えるし、私のようなキャリアコンサルタント等の支援者も利用することができます。
仕事に必要なスキルが見える化されているので、『私の持ってる…スキル?』という感じで、自分が今までやってきたことを言葉にまとめるのが苦手な方も、『あ、これだ。このスキルだ』とうまくフィットするかもしれません。
私が担当する方の傾向なのかもしれませんが応募書類の自己PRが控えめな方が多いので、自分が持ってるスキルを言葉にして、どんどん頑張って欲しいなと思います。
無料で利用できるので、ぜひ検索してみてください。
2021年03月6日
今月から法定雇用率が0.1%引き上げになりました。
民間企業は2.3%です。
医療業は除外率30%ですが、作業療法士は自分の働く職場の実雇用率を知ってるのかなとふと思いました。
『障害者雇用に関わりたい』『作業療法士として関わりたい』って時々聞きますが、なにか特別なことをしなくても、自分が働く延長線にもできることがあるように思います。
2021年02月14日
先週は就職後のサポート方法としてジョブコーチを説明しましたが、今週はSPISを紹介したいと思います。
SPIS(Supporting People to Improve Stability)は就労支援システムです
方法は、パソコンやスマートフォンを使って、ご本人がその日の体調を数字で入力、日々の出来事や感情をコメント欄に書きます。それを職場担当者と外部相談員が読み、コメントを返していくという毎日行っても負担の少ないものです。
どんな風に役立つの?(SPIS研究所HPより)
調子がいいとき、悪いときを、目で見て確認していくことで、自己管理能力を育てます。
長く安定して働いていくには、自己管理(セルフ・コントロール)が不可欠です。
毎日の調子のよい、悪いを記録し、それをグラフで見ることを通して、自分で自分の調子を意識する習慣がつきます。
それが自己管理能力を育みます。
自分の状態をわかりやすく人に伝え、コミュニケーションを助けます。
自分の状態を表したグラフやコメントを印刷して人に見せることができます。
口ではうまく言えなかったり、すぐに忘れてしまうことも、きっちりと伝えることができます。
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効果が気になる方もいると思いますが、『これまでにSPISを導入した企業・行政機関(2013年~2019年導入)において、わたしたち(SPIS研究所)が直接、サポートしたのは43社、利用者数80名で、利用者の方のSPIS導入1年後の就労定着率は92.5%です(2020年7月現在)。』(パンフレットより)ということで、高い定着率となっています。
私も外部相談員をしていますが、SPIS研究所のHPではシステムを体験することも可能ですので、ぜひのぞいてみてください。
SPIS研究所⇒https://www.spis.jp/
Instagramは週6日更新です。@midori.osaka.6を検索してみてください☆
2021年02月5日
先週までは雇用率や就職件数の話を書きましたが、今週は障がい者雇用で就職された方の支援方法について書こうと思います。
支援方法の一つに、『ジョブコーチ支援』があります。障がいをお持ちの本人に対する支援はもちろん、事業所に対しても支援を行います。
ジョブコーチの種類は3つあります(厚生労働省HPより)
配置型ジョブコーチ:地域障害者職業センターに配置するジョブコーチです。就職等の困難性の高い障害者を重点的な支援対象として自ら支援を行うほか、訪問型ジョブコーチ及び企業在籍型ジョブコーチと連携し支援を行う場合は、効果的・効率的な支援が行われるよう必要な助言・援助を行います。
訪問型ジョブコーチ:障害者の就労支援を行う社会福祉法人等に雇用されるジョブコーチです。高齢・障害・求職者雇用支援機構が実施する訪問型職場適応援助者養成研修又は厚生労働大臣が定める訪問型職場適応援助者養成研修を修了した者であって、必要な相当程度の経験及び能力を有する者が担当します。
企業在籍型ジョブコーチ:障害者を雇用する企業に雇用されるジョブコーチです。機構が実施する企業在籍型職場適応援助者養成研修又は厚生労働大臣が定める企業在籍型職場適応援助者養成研修を修了した者が担当します。
私は福祉施設で働いていた時は訪問型、特例子会社で働いていた時は企業在籍型として動いていました。
今は養成講座の講師という立場で関わらせて頂いてますが、「ご本人の問題」と、なんだか本人が悪いように言われてしまうことでも、会社の環境整備の問題であったり、コミュニケーション不足で問題が起こっていたり、必ずしも「ご本人だけの問題」でないことは多いです。
その辺を公平に、客観的に見て支援できるのがジョブコーチだと思うので、もっとジョブコーチ支援を使う企業様が増えたらいいなと思っています。
厚生労働省HP⇒https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/shougaishakoyou/06a.html
2021年01月28日
令和2年の障がい者雇用状況の話を先週書きましたが、障がい者雇用率制度では、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の所有者を実雇用率の算定対象としています。
じゃあ、手帳を持ってるかどうやって確認するの?と思いますよね。
厚生労働省は「プライバシーに配慮した障害者の把握・確認ガイドライン」を出しており、『 採用段階で障害者を把握・確認する場合 』『 採用後に障害者を把握・確認する場合 』の2つの確認時期、方法が記載されています。
不足人数が多い場合、「現在働いている社員の中に手帳所持者がいないか確認したいけど、個人情報なのでどのように聞けばよいのか分からない」とのご相談を受けることがありますが、このガイドラインには『呼びかけの方法』『呼びかけの際に明示する事項』の説明があり、呼びかけ書面のひな型もあるのでわかりやすいと思います。
最近は聞かれなくなりましたが、「絶対なにかあるから病院へ連れて行って、手帳取ってもらいたい」「手帳を取得するように言って良いですか?」と、少し前まで聞かれることがありました。もちろん両方とも、強要するのはダメです。
ガイドラインには、把握・確認に当たって、どのような場合であっても行ってはならない事項として下記の項目をあげています。
○ 利用目的の達成に必要のない情報の取得を行ってはいけません。
○ 労働者本人の意思に反して、障害者である旨の申告又は手帳の取得を強要してはいけません。
○ 障害者である旨の申告又は手帳の取得を拒んだことにより、解雇その他の不利益な取扱いをしないようにしなければいけません。
○ 正当な理由無く、特定の個人を名指しして情報収集の対象としてはいけません。
○ 産業医等医療関係者や企業において健康情報を取り扱う者は、障害者雇用状 況の報告、障害者雇用納付金の申告、障害者雇用調整金又は報奨金の申請の担 当者から、労働者の障害に関する問い合わせを受けた場合、本人の同意を得ず に、情報の提供を行ってはいけません。
(ガイドラインより)
私もこういったガイドラインを以前から知っていたわけではないのですが、障がい者雇用に関わる人事担当者は判断を迷うこともあると思いますので、読んでおくと安心かと思います。