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2021年01月14日

今週も木曜日に障がい者雇用について更新しています。@midori.osaka.6です。
先週、法定雇用率が引き上げになる話を書きましたが、就職状況はどうなの?上がったからって就職に繋がってるの?と思われる方がいるかもしれません。
令和元年度のハローワークを通じた障がい者の就職件数は103,163件で、11年連続で増加しています。今回の法定雇用率引き上げを見越して、随時採用を進めている特例子会社も多いです。
就職件数の内訳は、身体障がい者の就職件数が25,484件、知的障がい者の就職件数が21,899件、精神障がい者の就職件数が49,612件、その他の障者が6,168件となっています。その他の障がい者とは障害者手帳を保有しない方で、発達障がい、高次脳機能障がい、難治性疾患などの方になります。
一昔前は精神障がいの方は働けないと思われることが多く、ご本人も周囲に隠して働くことが多かったですが、少しずつ変わっていき、平成25年に身体障がい、知的障がいの就職件数を上回り、令和元年は就職件数の約半数を占めるようになりました。この流れは今後も続くと思われます。