障害者雇用 思いつくままに7
2019年02月6日

先日、知り合いの医療関係者から、「鉄拳の漫画で、聴覚障害者は感動するか?」とメールで
聞かれました。
鉄拳さんを知らない方もいると思うので、貼っときますね→☆
私が手帳は取得できないけれど、普段は補聴器を使ってることを知ってるので聞いたんだと
思いますが、鉄拳さんのパラパラ漫画に感動するかどうかは人それぞれだと思うんです。
音楽付きのパラパラ漫画だとしても、聞こえないからといって感動しないわけでもないし、
聞こえたからって感動しない人もいるわけで。
なので、「障害種別でくくる話じゃないと思うよ」と伝えたんですが、「そうなんだけ
ど。。。全く聞こえない世界が知りたくて」と返信がきたので、この辺で若干イラっとしたの
ですが、障害程度が違えば体験している世界も違う。地域の手話サークルなどに行って、自分
が聞きたい人に直接聞いたら?と伝えました。そしたら、なんて返信がきたと思います?
「先ずは身近な人に聞いてみようと思って」ときたんです。
その、超手抜きな理解の方法はなんなのか。
もっと自分が感動させたいと思った聴覚障害の方を想像して考えろと悲しくなったのと、
言葉にするのはとても難しくて、このブログも何度も書いて・止めてを繰り返してる
んですが、『聴覚障害って、皆同じでしょ』と言われたような気持ちなんですよ。
実際は聴力の程度や生活環境などによって困り感や感じ方は違うのに、「聴覚障害」という大
きすぎる括りでまとめられるのはなんだぁと感じました。
そんな乱暴な話をされて、答える義理もないのでそれ以上は返信しませんでしたが。
ちなみにこの話、最終的には「こんな事があってね」と伝えた人が鉄拳さんのことを知らず、
「鉄拳制裁?どう聴覚障害者と関係あるの?音楽テーマ?重度聴覚障害者の武芸の達人がいた
とか?なんにしても、聞きたいことと、聞く相手があってないよね」と返信がきて、私が大笑
いしてどうでも良くなって終わりました。
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