障害者雇用 思いつくままに6
2018年11月2日

先週はもののけ姫、今週は紅の豚が金曜ロードSHOW!で放送されますね。
もののけ姫の包帯を巻いた方たちは、ハンセン病患者を描いたものだそうで、樹希樹林さん
主演の「あん」を思い出していました。「あん」は2015年の映画ですが、今でも印象
深く、好きな映画です。
「障がい」って人によって違うんですよね。
同じ「統合失調症」でも、AさんとBさんでは、症状も程度も違います。
それなのに「統合失調症」という同じカテゴリーでまとめようとするから、「分からない」
「どうすれば良いの?」となるように思います。
「Aさんの症状」「Bさんの症状」という風に考える方が増えたら良いなぁと思いますが、
利き手に例えたら分かりやすいですかね。
「利き手」という中には、右利きの人、左利きの人、元左利きの人がいたり、書く時だけ
右利きになる人がいたりいろんなパターンがある。それと同じように統合失調症や精神障がい
も、いろんなパターンがあるんですよという感じです。
いつもお話しをさせてもらう際に、どう伝えたら伝わるのか悩むんですが、こんなことを書い
てる時点でお分かりだと思いますが、解決策は見つかっていません。
「医療職は他の職種に比べて、曖昧さに慣れている」という一文を見つけてホッとしたり
していますが、「曖昧なものに厳しい時代」が早く終わればよいのになと、思います。