平成30年 障害者雇用状況の集計結果
2019年04月16日

厚労省から「平成30年 障害者雇用状況の集計結果」が公表されています。
集計の主なポイントは下記の通りです。
<民間企業>(法定雇用率2.2%) ○雇用障害者数、実雇用率ともに過去最高を更新。 ・雇用障害者数は53万4,769.5人、対前年7.9%(3万8,974.5人)増加 ・実雇用率2.05%、対前年比0.08ポイント上昇 ○法定雇用率達成企業の割合は45.9%(対前年比4.1ポイント減少) |
先日、雇用率1.8%の時代から障害者雇用の担当をされている人事の方とお話しする機会があり
ましたが、「会社で採用して終わりじゃなくて、定着支援をどれだけ丁寧に出来るかです。
仕事以外のことで体調が悪くなることもあるし、その人全体を見て対応しないといけない」と
話されていました。
今、「障がい者雇用だから定着支援が必要なんだろう。普通は必要ない」と思われた方もいる
と思いますが、実際は新入社員や復職する社員の方、人事異動で地元を離れた土地に来た方等
にも定着のためのサポートがあったら良いと思いませんか?
『障がい者だから問題が起きる』のではなく、『職場環境に問題があるから問題が起きる』
場合も多く、「何かあったらどうするの」ではなく、「何かあっても大丈夫」と言えるような
体制、環境を整えるって大事だと思います。